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軍艦島 別の角度から#googleearth https://t.co/M69D9t1nfC pic.twitter.com/Mcl5UeipYj
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2013年11月初訪問。正式名称は『端島』。近海から豊富に石炭が採掘され、明治以降のエネルギー資源開発の拠点として大いににぎわい、大正期には鉄筋コンクリートの建物が日本で最初に建てられた場所でもあります。歩けば20分で周回できる小さな島に、多い時で5000人が暮らしていたとか。しかし、石炭から石油へのエネルギー政策の転換により、石炭採掘事業の需要は無くなり、1974年に全ての住民が移住。無人の島となり、一帯の建物は廃墟と化しました。
今回のクルーズでナビゲーターを務められたのが、『軍艦島を世界遺産にする会』理事長の坂本さん。幼少期を軍艦島で過ごされ、高校生の時、九州に引き上げたそうです。国の政策によって生活の場を負われたことを切々と語る坂本さん。しかし、強制的に働かされたわけではなく、いわば石炭採掘によって豊かな生活を獲得するために『選んで』この島に来たわけだから、それで国の政策に生活を奪われた、というのはちょっと違う気がする、という違和感を覚えました。しかし、ここで働いて莫大な富を得ていたなら兎も角、友人と遊び語り合っていた高校時代に突如それまでの生活が打ち切られたわけですから、その切実な思いたるや、幾許なことであるか、かもしれません。
また、軍艦島の廃墟は、豊かさを追い求めすぎたがために破滅に追いやられた、未来の人間社会をそのまま反映しているのでは、という新聞記事もあります。本当の豊かさとは。本当の人間社会と生活の幸せとは。そういったことを印象付け、また考えさせられる場所でもあります。しかしそれ以上に悲しくなったのは、無断で上陸した上、落書きをするという愚行の数々を目の当たりにしたこと。こんなことを平気で行うことが出来る無神経さに、ただただ悲しくなるばかりでした。
引用元:Google マップ
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